企業情報

「肢体不自由児・者の美術展」出展者達の横顔

福岡県立築城養護学校

福岡県の東部、小倉駅から電車でおよそ45分。三方を山に囲まれた穏やかな気候の町にある築城養護学校。今年この学校から、「肢体不自由児・者の美術展」で福岡県肢体不自由児協会賞※が生れました。

受賞作品は『ジャングルバス』。この作品を描いたのは中学3年生の青木正博さんです。2050年の未来のバスを描いたもので、未来のバスは意外にもジャングルの中を飛行するという、とても想像力豊かな作品に仕上がっています。

表彰式の様子 イメージ

表彰式の様子

受賞作品『ジャングルバス』 イメージ

受賞作品『ジャングルバス』

  • ※この展示会は、東京での展示の後、全国で持ち回り展示されています。この賞は、福岡県での展示に合わせて、福岡県肢体不自由児協会から進呈されるものです。

青木さんのクラスメイトは3人。この日の授業は卒業アルバム制作です。遠足、ハロウィンパーティ、運動会など、これまでの学校行事の思い出を一つひとつアルバムに刻みました。「先生、間違えて貼ったから手伝って」、「次どうしよう」・・・・担任の佐藤勝幸先生はいつもひっぱりだこです。そんな先生ですが、実は生徒から学ぶ事が多いと言います。「ここの生徒達は、現代っ子にはないような純粋な素直さを持っています。何にでも一生懸命に取り組む姿勢は見習わないといけないと思いますよ」

授業風景 イメージ1

授業風景

授業風景 イメージ2

生徒達は年間予定に合わせて、絵画、貼り絵、書道、陶芸、工作など、様々な授業に取り組みます。「こちらから指示しないで自由にさせると、おもしろい発想の素晴らしい作品ができるのです」と佐藤先生。その言葉通り、校内は個性豊かな作品で溢れています。

作品 イメージ

今年受賞した『ジャングルバス』も授業中に作成した作品の一つですが、すべて青木さんの自由な発想とセンスで、一人で制作したそうです。「一言で言うと、おもしろい絵、すごい想像力」と佐藤先生もたいへん感心したとか。青木さんに将来の夢を尋ねると、「これからもずっと絵は描いていきたい。画家になって個展を開くのが夢です。日本も良いけれど、世界を旅して描いていきたい。まずは、カンボジアのアンコールワットに行きたいです」といきいきと語ってくれました。

福岡県立築城養護学校について

所在地:
福岡県築上郡築城町大字築城 1561
校長:
谷口孝文 先生

昭和54年度の養護学校教育の義務制実施に伴って設立。主に行橋市、京都郡、築上郡、豊前市在住の知的障がいを主な障がいとし、小学校または中学校で教育することが困難な学齢児童生徒に対して、その発達段階に即応した教育を行い、将来にわたって幸福な社会生活をおくる一員として育てることを目的としている。また、障がいを持つ児童生徒の自立・社会参加を目指し、心豊かに生きる力を育むことを経営方針として掲げている。校訓は「げんきで なかよく たくましく」。 詳しくは福岡県立築城養護学校のホームページをご覧下さい。

福岡県立築城養護学校 校舎イメージ
ページトップへ