「肢体不自由児・者の美術展」
「肢体不自由児・者の美術展」は、障がいを持った方々の自己表現の機会を拡大することで、彼らの生きがいのある充実した生活や社会参加につながることを願い社会福祉法人 日本肢体不自由児協会が1981年から取り組んでいる美術展です。当社は、事業を通じて社会に貢献するとともに、社会の一員として、芸術文化分野においても、さまざまな活動を協賛支援しています。 その一環として、本美術展には第1回から28年に亘り継続的に協賛しています。


写真提供:日本肢体不自由児協会
第28回肢体不自由児・者の美術展
本年の美術展は、2009年12月3日~6日の間、東京芸術劇場で開催されました。応募作品は全国から693点が寄せられ、その中から入賞122点が選ばれ92点が展示されました。
また本年は、会場内にて「肢体不自由児・者のデジタル写真展」(独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業)を同時開催、全国から800点にも及ぶ応募作品の中から入賞100点が選ばれ30点が展示されました。12月3日は、常陸宮殿下ご臨席のもと、開会セレモニーと表彰式が執り行われました。
本年は、「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」を絵画部門より2点選出いたしました。
「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」受賞作品
本年の「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」を受賞されたのは、沖縄県立鏡が丘特別支援学校中学部2年の新城さや乃さん(14歳)と、 香川県瀬戸療護園の竹内博治さん(59歳)。お二人とも、お身体の調子が思わしくなく当日は残念ながら欠席でしたが、ご本人からのメッセージをいただきました。
■新城さや乃さん
「夢は建築家です。スペインの建築家ガウディに憧れています。将来自分の家を設計し、建てたいという希望です。夢がかなうように輝いた瞳を自画像にのせてえがきました」
■竹内博治さん
「スケッチから色ぬりまで三ヵ月半かかった。建物や色を出すのが苦労した。全体的に細かいので苦労したが、満足のいく作品ができた」
会場を彩ったその他の作品の数々
なお、 昨年の第27回肢体不自由児・者の美術展入賞作品より、本年度の友情の絵はがき賞には、川添百花さんの「くじらがしおふいた」、宮城 直也さんの「僕の図鑑」、 愛の絵はがき賞には、藤本幸一さんの「おらが駅」が選出されました。
くじらがしおふいた
川添 百花さん
僕の図鑑
宮城 直也さん
美術展に触れて
今年もたくさんの応募作品の中から、素晴らしい感動を与えてくれる入選作品がギャラリーに揃いました。絵画やコンピュータアート部門では色使いの鮮やかさと細やかさ、書道部門では筆使いに忍耐強さを感じとることができ深く感銘しました。開催を重ねるごとに人々に感動と勇気を与える芸術活動となっています。



